沖縄風ぜんざい


黒糖などで煮た金時豆と煮汁を冷やして器に盛って、数個の白玉とふわふわのカキ氷を乗せたものです。
これが、沖縄風「ぜんざい」です。

地元では、「夏といえばぜんざい」というくらいで、各家庭でも小豆を代用に作られるほどポピュラーなスイーツです。
カキ氷が乗るようになったのは最近のことみたいですね。
押し麦と白玉を入れて冷やしていただく「あまがし」の変形が「ぜんざい」ともいわれています。

「あまがし」はその名のとおり結構甘いものですが、これにカキ氷が加わると甘味が中和され、さっぱりといただけます。まさに暑い夏にはもってこい。ちなみに、この「ぜんざい」にイチゴ等のシロップをかけると"金時"に、コンデンスミルクをかけると"しろくま"に呼び名が変わるんですね。
金時豆がふんだんに入っているので、ボリュームも栄養価もばっちりです。