海ぶどう


海ぶどうは、沖縄の海に生息する海藻の一種です。
球状の葉がぶどうの房のようになっていることから、「海ぶどう」という名が付けられました。

「グリーンキャビア」とも呼ばれ、キャビアのようにプチプチとした食感が特徴です。
限られた海域にのみ生息しているため、沖縄以外では非常に貴重な食べ物です。
海ぶどうは、ほどよい沖縄の海水の味がします。合わせ酢やわさび醤油だけを付けて、そのまま味わう食べ方がおすすめです。プチっという歯ごたえと共に、海の香りが、口いっぱいに広がります。やみつきになりますね。

海ぶどうは、沖縄本島、宮古島など温かい限られた海にのみ生息し、日本語名を「クビレヅタ」と言います。非常にデリケートは海藻で、外気が10度以下になると、球状の葉がしおれてしまいます。通常、海藻類には、体の機能や維持の調整に欠かせないカルシウム、マグネシウムなどのミネラルが多く含まれておりますが、海ぶどうは、ミネラルに加え、食物繊維が豊富なことが特徴です。