チムシンジ


「チム」は豚のレバー、「シンジ」とは煎じ汁のことです。

沖縄の病人用滋養食として肉、魚、野草、薬草、野菜を煮こんでシンジを作るんです。
貧血や風邪をひいた時などに、クスイムン(薬)として食べるものなんですね。
豚レバーとごぼう、島ニンジン、シイタケなどを一緒に煮込んだシンプルなものです。
「煎じ汁」というと薬のような味を想像しますが、豚のだしがよく効いて飲みやすいものです。
そして「体調が悪ければ、チムシンジを食べ、よく寝れば、大きな病気はしない」と沖縄のご長寿達が口をそろえて言うほど、栄養価は抜群です。

豚レバーには、エネルギーの代謝を促進する「ビタミンB6」と体の各器官に多くの酸素を運ぶ「鉄分」が多く含まれています。薬のなかった貧しい時代に、家庭の智恵で作られた「チムシンジ」。お母さんが昔作ってくれた「チムシンジ」をご長寿達はきっと覚えているのでしょうね。

 

 

【牛】チム用カルビカット1kg(USA)

【牛】チム用カルビカット1kg(USA)
価格:1,664円(税込、送料別)