パパイヤチャンプルー


チャンプルーと言えば、「ゴーヤ」が代表的です。
もう1つ欠かせないチャンプルーがあります。パパイヤチャンプルーです。

沖縄では、「パパイヤ」(沖縄の方言では「マンジュマイ」)は一般的に、黄色く熟れる前の青パパイヤのことで、果物ではなく野菜の一種です。

「ゴーヤ」の苦味が苦手な方には、苦味が全くなく、千切りにしたジャガイモのような触感のパパイヤチャンプルーはおすすめです。スパムやベーコンと一緒に炒めたパパイヤチャンプルーはビールのおつまみにぴったりです。お通しに出てくると嬉しいですね。あまり食べ過ぎると太っちゃう…と気にしている方にも、パパイヤチャンプルーはおすすめです。

実は青パパイヤには、様々な酵素が含まれているのですが、特に脂肪を分解する酵素が豊富。またタンパク質分解酵素も含まれ、これにより新陳代謝が高まり、体にたまった脂肪分がより効率良く分解され排出されるので、ダイエットにも効果的なんです。食物繊維もたっぷりです。

パパイヤは肉を食べた後の消化剤として食べられていました。特に青パパイヤは様々な「酵素」の固まりです。「脂肪分解酵素」は余分な脂肪を分解します。さらに蓄積された脂肪を分解する酵素リパーゼの生成も促進するので、体脂肪を効果的に減少させます。また「タンパク質分解酵素」は代謝を活性化させ脂肪の付きにくい体になります。「ダイエットに最適」と人気の理由はそこにあります。沖縄では豚肉を多く摂取するので、脂肪もカロリーも比較的高めです。

しかし、パパイヤと一緒に食べることにより、脂肪は分解され、豚肉のタンパク質も素早くエネルギーとして体外に放出されます。また腸内のビフィズス菌を活性化させる酵素が、内臓にたまった老廃物を排出します。ビタミンCも多く含み、ストレスから体を守ってくれます。