ゴーヤチップス


沖縄料理でよく使われるゴーヤには、疲労を防ぐビタミンCがキュウリの5倍含まれていて、ビタミンCの働きを活発にするカロテンも豊富に含まれています。また、油を使うことで、カロテンの吸収率をアップします。加熱時間が短いことで、加熱によって起こるビタミンCの損失も抑えられます。薄切りにしたゴーヤをカラっと揚げたゴーヤチップスは、ゴーヤが苦手な方でも安心して食べられる疲労回復オヤツです。
このゴーヤチップスは「ゴーヤと思えないほど苦味が少なく食べやすい」と人気があり、お酒のつまみに最適です。市販もされていますが、簡単に作ることができますので、ぜひお試しを。

ゴーヤの苦味成分には、食欲増進効果があると言われています。この苦味がダメな方も多いですよね。ゴーヤの苦味を減らすには「塩もみする」「水にさらす」「加熱時間を長くする」などの方法があります。水にさらすのが一番簡単ですが、大切な栄養素(水に溶ける性質)のビタミンCまで流してしまいますし、加熱時間を長くすると、これまたビタミンCを壊してしまいます。栄養素を残したまま苦味を減らすには「塩もみする」「高温で、一気に加熱」がお勧めです。「苦味が嫌いだから、ゴーヤは食べない。」人は、苦味を減らす調理法を試してみてください 。