豆腐よう


島豆腐を米麹、紅麹、泡盛によって発酵・熟成させた発酵食品である。交易国家として栄えていた琉球王朝時代に明から伝えられた「腐乳」が元になったと言われています。
麹菌発酵の効果で酒とエダムチーズを合わせたような味わいが特徴です。より熟成が進んだものほど、豆腐の味はしなくなります。

泡盛と共に食するのが最高の組み合わせといわれています。
長期間(半年くらい)発酵させるために付け汁からの多くの養分から酵素が作られます。これが、独自の味わいの元となります。箸や楊枝で少量そいで食べるのが通の食べ方です。

栄養価も高く、琉球王朝時代には、高貴な人々の間で病後の滋養食としても重宝されたといわれています。タンパク質が多く、胃壁の保護やコレステロール合成阻害にも効果があるため、健康食品としての特色もあります。